幸せなひととき: 8月 2009

行ってきました！富士山へ！

今回旦那さんは小学生の時ぶり2回目、私は人生初の富士登山でした☆

いや～、想像以上に辛かった。。。10人で行ったのですが、下山した直後、みんな口を揃えて、「もう二度と無理・・・」と（笑）

もちろん富士登山をなめていたわけでもなく、準備も念入りに、万端にして行ったのですが、さすがに日本一の富士山は過酷でした。

さて、ではちょっと長くなるけど、富士山ドキュメントをお楽しみ下さい☆☆

14日金曜日の夜１９：３０に東京駅出発、２０：００に新宿組を乗せて一路富士山へ！

金曜日私は2時間程昼間に仮眠しておきましたが、旦那さんや妹のEちゃん、旦那さんの会社の友達達はみんな１７時まで普通に出社してからの集合！これにはビックリです。。

あまりバスの中でも寝れるわけもなく２２：３０に予定通り5合目に到着。

さて、いよいよ出発です！

ところが、進むにつれ、かなりの濃霧の為ヘッドライトをしていても前が見えない状態・・・。

前に歩いている人に付いて行かないことには道がわからなくなってしまうくらい。

髪の毛はびちょびちょになるし歩いたら暑いし・・でも止まって休憩すると寒いし。。。

6合目は意外とすぐでした。といっても1時間くらい！？

さて、次の7合目まではひたすら暗い中、ジグザグジグザグ砂利道を登っていく。上をみると、ヘッドライトの列が見えて、「うわぁ、あそこまで登るのかぁ・・」とすでにへたれモード（笑）しかし、そんなの後から考えると何でもなかった。7合目に無事着くと、そこから8合目の間はひたすら岩場だったのだ。。手には軍手をして、たまには柵をつたって、杖が大活躍でした！山小屋もこの７～８合目の間に沢山あるのだけれど、岩場を登っては次の山小屋・・・また登っては・・・の繰り返しで１０箇所の山小屋を通過していく。真っ暗だからひたすら登るしかない。それが夜登る弱点だなぁ。もちろん山小屋は予約制だったりするし、お金がかかるから簡単に入るものではない。

そうこうしていると、この辺りで妹Eちゃんは高山病になってしまい、鎮痛剤を飲んだけれどあまり効果なく・・。泣く泣く8合目で分かれてEちゃんは別行動に（Ｔ＿Ｔ）

そこからはまた砂利の登り道。途中心が折れかけてきた連中は山小屋で販売している卵スープやお味噌汁に引かれ、生き返っていました（笑）そしてさらに砂利道は続く・・・・。この辺りから雲は抜けたので、空には満点の星が！！いや、満点どころじゃ表せない程の星だらけ・・・。辛いながらも、これは来て良かったと思えた瞬間でした！そしてなんと流れ星もたくさん！！夜空に癒されてまた頑張ろうと思えました。
しばらくすると、東の空が薄明るくなってきました！！8合目から上にいると、どこからでもご来光は見えるということで、だいぶ明るくなってきたところで場所を陣取って、ご来光を待つ事に。

下界は一面雲海に☆明るくなってきてからご来光まで意外に時間がかかり、じっと寒い中待っているのも限界に近づいてしまう。なにせ、山頂は気温3度とかなので、8合目でもかなりの低温だったと思います。でも！みんなジッと待った甲斐がありました！！

きたー！！待ってました！この瞬間を！飛行機の窓から見えるような雲海が手の届きそうなところにあって、しかも空気も肌で感じる事が出来、しかもそこから着々と太陽が昇ってくるのが見える☆感動でした！！さて、ご来光を堪能したあとは、見えているのに遥か遠くにある山頂へ向けてＧＯ！！まだまだ岩場も続き、道のりは長い・・・しかも9合目を過ぎたあたりから、みんなの疲労はピークに達し、真剣に「もうここで引き返そうか・・？」なんて声が続出。頂上が見えているのに、そんな声が出る程辛かった・・・。

でも、9合目まで行って頂上に行けなかったら後で絶対後悔するよ！とみんなで励ましあい、ちょっと渋滞が出来てきた山頂へ向けてあとひと踏ん張り！もうこの辺りになってくると、3歩歩くごとに空気が薄くてしんどいのが身体で感じる。辛かった～！ということで、無事登頂しました！！！イエーイ！！写真の後ろは富士山のてっぺんのお鉢があるところで、かなり深くくぼんでました。もうみんな疲れ果てちゃって、そのまま地べたに寝転んで仮眠を取っている人がたくさん。それに紛れて地面に横になってみたものの・・・寒い！！！富士山山頂なので太陽光は激しく強く、暖かい気もするが、地面から冷気が。。。あまりに寒くて、お値段の高い山頂の豚汁を食べてしまいました（笑）旦那さんは何の気にすることもなく顔を出したまま仰向けに寝ていた・・・。お陰で顔がちょっと火傷状態で早くも皮がめくれてきています（笑）かわいそうに・・・